神秘的な赤い輝きを放つ宝石「ルビー」は、多くの方々の心をつかんで離しません。
高額買取されることも多々あり、もしお手持ちの場合はその特徴や希少性をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
そこでこの記事では、ルビーの特徴や希少性、買取相場等について解説します。
神秘的な宝石「ルビー」とは?
ここでは、神秘的な宝石「ルビー」の特徴や希少性について解説します。
ルビーの特徴
ルビーはインドやケニヤ、マダガスカル等を産地とする赤い宝石です。
ルビーとはラテン語で赤色を示す「ルフス」から来ており、魅惑的な赤色は石ごとに異なった特徴を持っていてどの宝石もとても個性的な光を放っています。
深みのあるイキイキとした赤色や紫がかった赤色、鮮やかな赤色や夕焼けのような茜色、ピンクに近い色など、赤と言っても様々な雰囲気を持つ色のルビーがあります。
また、ルビーは7月の誕生石であり、40年目の結婚記念日である「ルビー婚式」に贈る特別な宝石としても有名です。
ルビーの希少性
ルビーは、実はとても希少性の高い宝石です。
同じく希少性の高い宝石であるダイヤモンドは直近の60年間で毎月欠かさず新しい鉱床が発見されています。
しかしルビーは世界を見渡しても取れる鉱山が少なく、その希少性の高さからものによってダイヤモンドよりも高価で取引されているのです。
また、ごくまれに「非加熱ルビー」と呼ばれる、原石の段階で処理する必要がないほどの透明感と鮮やかな色を持つるルビーが存在します。
こちらの希少価値は非常に高く、高額で取引されている宝石の1つだと言えるでしょう。
ルビーは高額買取ジュエリー?
ここまでルビーの特徴について触れてきましたが、実際にルビーにはどれほどの価値があるのでしょうか。
ここでは、ルビーの買取相場や買取例、高価買取のポイントについて解説します。
ルビーの買取相場
高級宝石であるルビーは、産地によって買取相場が大きく異なります。
例えばモザンビーク産のルビーは0.8カラットで50円~5,000円(Dクラス~Sクラス)であり、10カラットで2万5,000円~150万円程度が相場です。
しかしビルマ(ミャンマー)産のルビーは高額が付きやすく、0.8カラットで150円~1万5,000円程度、10カラットでは7万5,000円~クラスによっては450万円もします。
いずれも加熱ルビーの買取相場ですが、これが非加熱ルビーであればさらに高額での取引も充分に考えられるでしょう。
ルビーを高額買取してもらうポイント
高額で買取してもらえるルビーには、以下のような特徴が挙げられるでしょう。
・加熱処理されていない非加熱ルビーであること
・色味が濃く、不純物が少ないこと
・内包物が六方の星のように輝くスタールビーであること
・ミャンマーやタイ、スリランカなど品質の良い産地で採れていること
ルビーは産地による値段差が大きく、特にミャンマーで採れる最高品質のルビー「ピジョン・ブラッド」には非常に高額での取引が期待できるでしょう。
また、スタールビーは流通量が極めて少なく、タイ産ルビーの10倍近い買取額が望めます。
ルビーの買取例
ルビーが付けられたジュエリーの高価買取例としては、4カラットのルビープラチナダイヤリングに340万円もの高額が付けられた例が挙げられます。
また、高級ジュエリーブランドであるハリー・ウィンストンの「ジオメトリックルビーダイヤリング」には、140万円の値が付けられていました。
さらに、10.0カラットUPの「ルビーダイヤモンドプラチナリング」が、155万円もの高額で取引された事例もあります。
ルビーは高額買取が狙えるジュエリーです!
ルビーは魅惑的な赤い輝きを放つ、人気の宝石の1つです。
実はとても希少性の高い宝石であり、品質の高い産地で採れたものや非加熱ルビーなどは高額での取引が期待できるでしょう。
実際にジュエリーアイテムとして高額買取された実績も数多くあり、もし買取を検討されている品があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。