シャネルの偽物を見分けるポイント!購入してしまったらどうなる?

「持っているバッグが本物のシャネルなのか?」
「安いシャネルをネットで見つけたけど本物?」

世界的なハイブランドであるシャネル。

そんなシャネルは、世界的に人気があり高く売れます。そのため、市場に出回っているシャネルには、偽物商品が混じっていることも珍しくありません。

知らずに購入し、いつの間にか犯罪に関わってしまうケースも考えられます。

そこでこの記事では、怪しいシャネルが本物かどうかを見極めるコツをお伝えし、偽物のシャネルを購入しない方法や、購入した後の対策についてご紹介します。

シャネルの偽物が出回っている

大手有名ブランドのシャネルには、多数の偽物が出回っています。

そのため、シャネルが格安だからと気軽に信頼性の低いネットサイトで購入してしまうと、知らないうちに偽物を購入している場合があります。

偽物品を購入しただけでは、個人の場合、違法にはなりません。しかし、偽物の商品を複数再販すると罰則があるため偽物の購入は控えるのが得策です。

また、個人的に偽物商品を大量に海外から購入した場合も、「業として」行っていると判断され罰則を受ける可能性があります。

マトラッセの見分けるポイント

シャネルで人気のモデルマトラッセ。

マトラッセも多数の偽物商品が出回っています。マトラッセの偽物を見分けるポイントについて以下7つよりご紹介します。

  • ファスナー
  • ロゴマーク
  • ギャランティーカード
  • シリアルシール
  • チェーン
  • ネジ・金具
  • 刻印

しっかりと確認を行い、偽物を購入しないようにしてください。

ファスナー

マトラッセの偽物を見分けるには、ファスナーを確認してください。

ファスナー部にYKKの文字が入っているシャネルは、偽物かもしれません。

有名なYKKファスナーは、他のハイブランドでよく使われてはいます。しかし、シャネルでは過去に使っていた時期もありますが、その際には文字を潰していたようです。

YKKの文字だけで判断するのは難しいですが、偽物である可能性は高いと言えます。

ロゴマーク

マトラッセのロゴマークであるCとCが重なる上部分は、右のCが上になっているのが本物です。

また、例外としてヴィンテージで希少なモデルには、左のCが上部で上になっているもモデルもあります。

このように、ロゴマークのCの重なりで真贋の確認が可能です。例えば、CとCがつながっているものは、偽物と見分けることができます。

ギャランティーカード

ひと昔前に、ギャランティカードで偽物を見破る方法として言われていた、右上の丸シールの有無や、ブラックライトによる判断。

これらは、過去のヴィンテージモデルには通用しないため、見極めが難しい方法だと言えます。

そのため、まずはギャランティカードとシリアルシールのナンバーが一致しているかどうかで本物かどうかを判断するのが得策です。

シリアルシール

シリアルシールですが、本物のマトラッセのシールは、剥がすと痕跡が残るのが特徴的であり、完全に剥がれなくなっています。

また、シリアルシールには、本物の特徴として以下3つがあります。

  • シャネルの文字が縦のラインに並んでいる
  • 黒い枠でシールが覆われている
  • 中にラメが入った透明シールで覆われている

しかし、これらは製造年代により大きく異なってしまうため、見分けるのは大変難しいです。

また、偽物も月日を追うごとにより精巧に作られるため、安易に判断するのは危険だと言えます。

チェーン

偽物を見分けるのにチェーンも有効です。

本物のチェーンは、偽物のチェーンに比べ重くずっしりした重量感を感じます。

また、チェーンが立体的な形をしているのも特徴的です。しかし、モデルによっては、チェーンだけでは判断が難しいものも存在します。

ネジ・金具

マトラッセについた金具を止めるネジが、プラスネジだった場合、偽物の確率が高いです。基本は、マトラッセについた金具のネジは、マイナスだからです。

しかし、前オーナーの修理などによりプラスになっていることもあるため、一概には言えません。真贋を正確に確認するには、総合的な判断が必要です。

刻印

マトラッセについたシャネルの刻印をチェックしてください。

本物は、シャネルの刻印にある「A」の文字が、上部の先端部で潰れています。反対に、偽物は、先端が尖っているケースがあります。

さらに本物のシャネルは「E」の文字の真ん中の線が短いのに対し、偽物は、上と下の線が長くなっています。

また、Rマークについても、本物と比べると若干位置が異なるため、見極めることが可能です。

アクセサリーを見分けるポイント

アクセサリーは、バッグや財布などと違いプレートと刻印が入っています。アクセサリーの真贋を見極めるポイントは、プレートと刻印の2つを見ることです。

プレートと刻印が確認できれば、いつ頃販売されたコレクションかを確認できます。このプレートが存在し、刻印が綺麗に入っているかで偽物かどうかの確認が可能です。

しかし、一部例外として、ヴィンテージシャネルには、刻印が入っていないモデルも存在します。つまり、刻印がないだけで一概に偽物と断定はできません。

「偽物かも……」と思ったら

まずは、お手元のシャネルが「偽物かも……」と思ったら以下3つの対策を取るようにしてください。

  • プロに判断してもらう
  • 返品できる
  • インターネットでの購入は税関で没収される可能性も

順番に解説します。

プロに判断してもらう

偽物と感じたらまずは、自分で判断する前にプロに判断してもらうのが最適です。前述したように、ヴィンテージ物や精巧に作られた偽物は、素人が正確に判断するのは難しいです。

そのため、数多くの商品を取り扱った経験のある買取店へ依頼しましょう。

ブランド専門の鑑定士が在籍する買取店であれば、正確な真贋の判断ができます。もし、偽物だった場合は偽物とは言われず、買取不可と教えてくれるので安心です。

返品できる

偽物と知らずに購入した商品は、一部のサイトで返品ができます。

例えば、大手フリマアプリであるメルカリの場合、商品を受け取った際に偽物だと分かれば返品が可能です。

まずは、受取評価をせずに、コメントを出品者に送ります。もし、相手が事前に返品不可としていても、メルカリの規約上では返品は可能としているため、速やかに返送してください。

もし、相手が返品に納得しなければ、メルカリ運営側に問い合わせることで返金が可能です。

このように、購入した商品が偽物の場合、ネットでも返品が可能な場合があります。諦めずにまずは、運営元の情報を確認してください。

インターネットでの購入は税関で没収される可能性も

偽物商品が販売されているマーケットの大半がインターネット上です。

写真だけで確認することが難しく、また販売者の足がつきづらいことからインターネットでの販売が多い傾向にあります。

もし、海外で購入した商品が偽物だった場合、税関にて没収されてしまうケースがあります。そのため、海外で売っている安価なブランド品には、手を付けないのが得策です。

優良店で購入しよう

本物のシャネルを購入しようと検討しているのであれば、優良店を見極めて購入するのが一押しです。

最近では、税関に没収されるのを避けるため国内で偽物のシャネルを販売しているケースも多くなっています。

安易に国内だからと安心するのはとても危険です。しっかりと優良店を見極め、選ぶことが重要です。

例えば、大手のブランド専門の買取店であれば、正確な知識で買取した本物のブランド品を安価に購入できます。

信頼できる優良店を見つけて是非、安心してシャネルを購入してください。

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