セリーヌの偽物を見分けるポイント!購入してしまったらどうなる?

「これ、本当に本物のセリーヌ?」

お手元のセリーヌに違和感を感じると、本物かどうか不安になってしまいますよね。

実際、セリーヌは世界的に有名なハイブランドである点から、偽物が市場に多く出回っています。そのため、知らない間にセリーヌの偽物を購入している可能性も。

そこで、この記事ではセリーヌのラゲージやトリオの偽物商品を判断する方法から、偽物商品を安易に購入しない対策についてもご紹介します。

セリーヌの偽物が出回っている

前述したようにセリーヌは、世界的な人気ブランドであることから数多くの偽物が出回っています。

そのため、ネット通販で安易にセリーヌを購入すると、知らない間に偽物を購入していたというケースがあります。

ちなみに、個人購入で偽物商品を購入しても、違法にはなりません。しかし、いくつもの偽物商品を売ったり、「業として」行っていると判断されると違法になります。

知らない間に、犯罪に加担していたとならないためにも、偽物商品には手を出さないのが得策です。

ラゲージを偽物と見分けるポイント

セリーヌの人気バッグであるラゲージを偽物と見分けるポイントは、以下5つあります。

  • 刻印
  • 縫製
  • ファスナープル
  • レザーの素材
  • 金具

順番に確認し、偽物と本物の判断に役立ててください。

刻印

セリーヌの刻印には、真贋を確認できるポイントがあります。

例えば、本物はブランドロゴ含む刻印に少し溝がありますが、偽物の場合、インクを垂らしたような作りになっています。

また、2018年9月以降のモデルから、ブランドロゴの「E」マーク上部にドットがなくなりました。

そのため、2018年9月以降の新モデルに「E」マーク上部のドットが付いているモデルは、偽物の可能性があります。

縫製

ラゲージの裁縫もしっかりとチェックしてください。

例えば、ラゲージの後部についている裁縫部分に、バッテンに裁縫された箇所があります。

そのバッテン印の裁縫箇所は、本物の場合、裁縫の数が左右、上下、さらに斜め全てに至るまで対象に作られています。

もし、偽物であれば形がズレていたり、裁縫が粗いことも。さらに、ひどい偽物だと形自体が本物と違うケースがあります。

ファスナープル

ラゲージの偽物を判断する際に、ファスナープルも偽物を見極められるポイントです。

本物のラゲージのファスナープルは平たい作りで、ファスナー製造番号以外、メーカーロゴが一切打ち込まれていないのが特徴です。

しかし、偽物の場合、ファスナープルの中心部が膨れていたり、メーカーロゴが刻印されている場合があります。

是非、チェックしてください。

レザーの素材

レザーにも本物と偽物では、特徴的な違いがあることがあります。

本物の場合、レザーで製作されているため、表面をルーペなどでよくよく確認すると毛穴が存在します。

しかし、偽物製品は、安価にすませるため合皮レザーを使用している商品が多いです。そのため、近くで確認しても毛穴のような小さい穴は見つけられません。

金具

ラゲージの金具も確認材料の一つです。

ラゲージは本物である場合、金具部分に綺麗に処理が施されており、刻印なども丁寧に製作されています。

しかし、偽物は、金具についた刻印が潰れていたり、さらに、金メッキで製作された物であればテカテカと光っているのが確認できます。

塗装の色ムラなどが確認できる個体もあるので、じっくり確認してください。

トリオを偽物と見分けるポイント

トリオを偽物と見分けるポイントについては、以下4つあります。

  • ロゴ
  • 刻印
  • ファスナープル
  • 金具

順番にご紹介します。

ロゴ

トリオで偽物を確認する方法は、ロゴ表記です。

本物のブランドロゴと、偽物のブランドロゴでは、字体が異なります。

本物は、柔らかい少し丸みのある字体なのに対し、偽物のロゴはしっかりとした字体になっている物が目立ちます。本物のロゴと比べてみるとわかりやすいでしょう。

刻印

トリオの偽物は、刻印にも違いがあります。

トリオの刻印ロゴには、本物の場合、セリーヌと記載された下に「Made in Italy」と書かれています。

反対に、偽物のブランドロゴには「PARIS」の文字が刻印されているケースも。刻印のロゴは、偽物だと確認できるとても分かりやすい判断材料と言えます。

ファスナープル

トリオのファスナープルも真贋を見極めるチェックポイントの一つです。

トリオのファスナープルは、本物であればほとんどの製品が、マット加工で金具部分を仕上げています。

そのため、ファスナープルの金具部分がピカピカと光ることはありません。ピカピカと光る金具は、メッキ加工の可能性があるため、偽物の可能性が極めて高いです。

金具

トリオ使用されている金具もしっかりとチェックすることが肝心です。

基本的にセリーヌ製品に使用される止め金具は、プラスビスを使用しません。

そのため、もし止め金具がプラスで止まっている場合は、偽物の可能性があります。

一部例外として、壊れた際の修理にプラスネジを使用していることがあるため、総合的な判断が重要です。

「偽物かも……」と思ったら

偽物かもと思ったら、まずは購入を控えるのが最適です。

もし、すでにお手元にある場合は、本物かどうかをプロを通して確認するのが良いでしょう。

次項では、偽物かもと思った時の対策を以下3つご紹介します。

  • プロに判断してもらう
  • 返品できる
  • インターネットでの購入は税関で没収される可能性も

順番にお伝えしましょう。

プロに判断してもらう

お手元のセリーヌが偽物かもしれないと感じたら、まずはプロに真贋を判断してもらうのが一番です。

偽物の商品は、年々クオリティーを上げており、素人では判断が難しいケースが多々あるからです。

まずは、いくつもセリーヌ商品を扱ってきた経験豊富な鑑定士への依頼するのが一押し。本物か偽物かどうかを一部の店舗では無料で診断してくれます。

もし、偽物だった場合、買取店では偽物と伝えられずに、買取不可と言われるので、覚えておいてください。

返品できる

フリマアプリで購入したセリーヌが偽物だった場合、返品をするのが最適です。

フリマアプリは、偽物商品を販売する出品者が一定数います。

そんな、出品者はたいてい「返品不可」と記載している場合があり、泣寝入りにしている購入者が多いのも現状です。

しかし、フリマアプリのメルカリでは規約上、返品不可と記載することを禁じているため返品ができます。

もし、出品者が対応してくれない場合は、運営側に連絡し返金してもらいましょう。

メルカリだと、受け取り連絡をした時点で取引が成立するので注意してください。

インターネットでの購入は税関で没収される可能性も

海外のネット通販で安いセリーヌを見つけた場合、購入することを控えるのが肝心です。

海外のネット通販で偽物のセリーヌを購入した場合、海外から国内へ輸入する際に税関で没収になる危険性があるためです。

偽物を販売している業者は違法なため、税関に没収された後に支払った金額を返金してくれる可能性は非常に低いと言えます。

そのため、インターネット上の怪しい通販サイトからの購入は、おすすめできません。

優良店で購入しよう

本物のセリーヌを購入しようとお考えであれば、信頼できる優良店からの購入が一押しです。

セリーヌは、国内外問わず人気があり、高く売れることから偽物商品が多く、ローカルなネット店舗だと偽物と知らず購入するリスクがあるからです。

知識のあるブランド正規代理店や、大手のブランド買取店で、販売しているセリーヌの購入がおすすめです。

是非、信頼できる優良店から、お値打ちなセリーヌを安心して購入してください。

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