ブランド財布を購入しようと思えば、数万円から数十万円はかかります。
そこで、正規品ではないスーパーコピーの財布だったら、購入しやすいのではと考えることもありますよね。
スーパーコピーは、本物とほぼ変わりなく、素人では見分けがつかないようなものですが、スーパーコピーにはデメリットも多いです。
この記事では、スーパーコピーのデメリットやスーパーコピーが出回っているブランドについて解説しています。
さらに、ブランド財布を安全に、安く買う方法も紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
スーパーコピーとは?
最初にスーパーコピーとは何かを詳しく解説します。
完成度の高い「偽物」
スーパーコピーは限りなく本物に近い「偽物」です。
素材や金具なども品質が良いものが使用されており、高い技術を持った職人が精巧に作っています。
完成度が高いため素人では難しいです。
ちなみに、スーパーコピーにはランク付があり、正規品と見分けがが使いないものから、一目で偽物だと分かるようなものまであります。
例を挙げると以下の3等級です。
- N級品…ほぼ本物と変わらない。材質も本物と同程度の素材を使用している。
- S級品…いわゆるスーパーコピー。素人では偽物だと分からない。
- A級品…作りが雑な粗悪品。すぐに偽物だと分かる。
最近では、N級品が多く出回っており、偽物だと判断するのが、さらに難しく注意が必要です。
価格は本物の10分の1
スーパーコピーの価格は、本物の10分の1以下の金額です。
インターネットのスーパーコピーの販売サイトで価格を確認することができます。
例えば、ルイヴィトンの財布は10,000円程。ロレックスの時計が4万円前後で売られています。
ルイヴィトンの財布は正規品であれば、安くても10万円前後するので、スーパーコピーがいかに安いで販売されていることが分かります。
正規品であることは絶対ありえない
スーパーコピーは正規品ではありません。
どんなにN級品が完璧な作りであっても偽物には変わらず、A級品のバッタ物と同じです。
スーパーコピーを販売しているサイトでは、正規品と同じ作り、安心安全をアピールしています。
しかし、スーパーコピーが正規品であることは絶対ありえないので、注意しましょう。
「スーパーコピー 財布」で調べてみると…
Googleで「スーパーコピー 財布」で検索すると、このようにスーパーコピーの販売サイトが出てきます。
「後払い」で安心感を与えていたり、「本当に届く」などアピールしているサイトが多い印象です。
中には「最も信頼」など翻訳ソフトで日本語に変換したような言葉もあります。不自然な日本語で、はやり怪しさを感じてしまいます。
信頼できそうなサイトに見えても、これらは全部危険なサイトです。アクセスしないのが賢明な判断だと言えるでしょう。
気をつけて!スーパーコピーの財布のデメリット
ここでは、スーパーコピーのデメリットを解説します。
スーパーコピーを利用するか、しないかの判断の目安にしてください。
買うと「犯罪を手助けしてる」ことになる
スーパーコピーを購入して、個人で使うこと自体は犯罪ではありません。
なぜなら、ブランド品の偽物に関する法律「商標法」に違反していないからです。
商標法では、偽ブランドの製造や販売を禁止していますが、購入は含まれず、購入自体は犯罪にならないということです。
しかし、スーパーコピーを売っている側は、ブランド品の偽物を販売しているので、犯罪を犯しているのは明確。そのため、スーパーコピーを購入する行為は、犯罪者に手を貸していることになります。
買取店やフリマアプリで売れない
ブランド品の偽物の販売は商標法で禁止されているので、スーパーコピーを友人や知人に売ってしまう行為は、犯罪になります。
もちろん、買取店にも売ることもフリマアプリでも売れません。
なぜなら、、本物だと偽って売ってしまえば、詐欺になってしまいます。
このように、スーパーコピーは後々厄介なことになる可能性が多いからです。
そもそも届かない可能性が高い
スーパーコピーを販売しているサイトは多くあります。
しかし、注文できたとしても無事に届くとは限りません。なぜなら、相手は正規店でもない、犯罪を犯している人たちだからです。
そもそも信用できる相手ではないという認識が必要です。お金だけ取られて品物は届かない、問い合わせをしても無視される可能性が高いです。
個人情報の流出に繋がる可能性も
スーパーコピーを販売しているサイトには、「後払い」可能とアピールしているところもあります。「後払いであれば、品物が届いてから支払いなので安心だろう」と思うのは危険です。
なぜなら、信頼できないサイトでは、個人情報の流出の可能性があるからです。
注文するときは、名前、住所、電話番号などを入力する必要があります。これらの情報を適切に扱うことは少ないでしょう。
スーパーコピーを購入しようとしたリストの中に、あなたの情報が入ることがあるかもしれません。
スーパーコピーの財布が出回っているブランド一覧
スーパーコピーの財布が出回っているブランドには、このようなものがあります。
- ルイヴィトン
- シャネル
- エルメス
- グッチ
- プラダ
- セリーヌ
- McM
- バレンシアガ
- クロエ
- クロムハーツ
- ルブタン
- ゴヤール
- ジバンシー
- ジミーチュウ
- フェンディ
- サンローラン
- ロエベ
- ヴァレンティノ
ブランド品の定番のルイヴィトンやシャネルはもちろん、このように多くのブランドのスーパーコピーが作られています。
完成度が高いスーパーコピーが近年出回っているので、注意が必要です。
例えば、ルイヴィトンは、シリアルナンバーの有無で偽物だと見分けらることがありました。
しかし、近年のスーパーコピーはシリアルナンバーが刻印されるようになり、スーパーコピーも進化しているため、一昔前の見分け方では通用しなくなっています。
特に、新作アイテムは要注意です。新品なのに定価よりもかなり安い場合は、スーパーコピーを疑ってもいいくらいです。
ちなみに、財布ではありませんが、ルイヴィトンのスマホケースのスーパーコピーなど意外なものもあります。
スーパーコピーはどのブランドも種類問わずあるので、気を付けてください。
安くブランド財布を買う安全な方法
ブランド財布を安く安全に購入するには、並行輸入品を検討してみましょう。
並行輸入品はネットショッピングなどでよく見かけます。
もちろん、本物ですし、違法ではありません。
並行輸入品に対して正規品輸入品がありますが、この二つの主な違いは流通ルートです。
- 並行輸入品…海外のブランドとは直接関係ない業者が、海外の直営店や量販店などで売られている商品を購入し、輸入販売している
- 正規輸入品…海外ブランドの日本法人や取引がある企業などが、海外ブランドから直接購入し、輸入販売している
並行輸入品は海外で安価で販売されているものを購入して、日本で販売できるため正規輸入品よりも安く手にれることができます。
また、中古品もオススメです。中古品は買取店が、本物であることを確認しているので安心です。
もちろん、信用できるお店であることが前提です。
中古品であっても、メンテナンス技術が優れているため、汚れやキズなども気にならないです。
中には、未使用品を買取って、ほぼ新品に近いブランド品もあります。
定価で購入するよりも安いので、中古品を扱っているお店に行ってみてましょう。
スーパーコピーの財布購入Q&A
最後に、スーパーコピーの財布購入の疑問をまとめました。
Q1.買うと犯罪になるの?
スーパーコピーを購入する行為自体は、犯罪にはなりません。
個人で持って、使うことはできます。「商標法」という法律でも、購入禁止とは書かれていないので安心してください。
ただし、スーパーコピーを製造したり、販売したりするのは犯罪です。
なので、友人や知人に売ったり、買取店で売ろうとすれば、トラブル発生の可能性が高いです。
また、スーパーコピーを販売している業者は違法行為をしています。
つまり、「スーパーコピーを犯罪者から買っている」ということを知ってください。
Q2.後払いにすれば安心?
後払いでも、スーパーコピーの購入は危険が沢山です。
例えば、個人情報の流出などです。
後払いと思って、スーパーコピーを注文した、いつまで経っても商品は届かないこともあります。
この場合、お金は取られていませんが、あなたの大事な個人情報はしっかりと相手に教えています。
これがどのように利用されるか分かりませんが、あなたにとってメリットはないでしょう。
個人情報を盗む目的もあるので、後払いでも決して安心ではありません。
Q3.買ったら関税から何か連絡が来た、どうすればいい?
税関はこのような目的で、連絡をしてきます。
~以下引用~
税関は,関税法に基づいて,「商標権を侵害する物品」ではないかと判断した場合には,本当に商標権を侵害するものであるかどうかを判断する認定手続を行います。
税関から送られてくる通知書というのは,この手続が開始されたことを知らせる通知です。
出典:スター綜合法律事務所
認定手続きの間、倉庫に預ける費用を負担する必要があるなどの理由で、多くの場合、購入した商品をあきらめることになるでしょう。
Q4.スーパーコピーを見分ける方法は?
近年、精巧に作られるようになったスーパーコピーを見分けるのは、素人では困難です。
インターネットでも、スーパーコピーの見分け方を解説した記事がありますが、古い情報の可能性もあります。
スーパーコピーを作る側は、本物に限りなく近づけるめ日々進化しているからです。
そこで、ブランド品の専門店などで鑑定してもらうことをオススメします。
専門店であれば、最新の情報を知っているし、お店の威信をかけて見てくれるでしょう。
オークションなどでブランド品を買って不安な場合、専門店に相談してみてください。
ブランド財布は本物を買うのが一番
スーパーコピーは正規品よりも安いです。
個人で所有するのは大丈夫なので、スーパーコピーで、本物そっくりのブランド品で気分を味わうのもいいでしょう。
しかし、日本では、スーパーコピーの製造や販売は禁止されています。
そのため、後からトラブルになる可能性も十分です。
やはり、安心して使い続けるためには、本物を買うのがオススメです。
なぜなら、スーパーコピーだという負い目を感じる必要がありません。
そして、本物であれば、いざというときに売って、お金に変えることも出来るからです。
高くて購入を迷っている場合は、並行輸入品や中古品から、ブランド財布を探してみてはいかがでしょうか。