「スーパーコピー優良サイト」って本当に安全なのか調べてみた

ブランド品を購入する際、スーパーコピーと表記を目にしたことがありませんか。

スーパーコピーとは従来の偽物とは違い、一見すると本物にも見える精巧な偽物です。

販売を行っているスーパーコピー優良サイトなるものがありますが、必ずしも安全とは言えません。

今回は、スーパーコピー優良サイトとは何かとともに、安全性について詳しく解説します。

スーパーコピー優良サイトを利用しようと考えている方は、一歩踏みとどまってこちらの記事をチェックしてください。

スーパーコピーとは

スーパーコピーとは、その名の通り、スーパーなコピー商品のことを指します。

一般的なコピー商品は見た目で偽物であることがわかる場合もありますが、スーパーコピーはコピー商品よりも精巧に作られているために、本物と見分けるのが難しいです。

本物には劣るものの高級な素材を使用したり、確かな技術を持った職人が製造していたりするなど、一目見ただけでわからず、本物に混ざっていると誤って購入してしまう可能性があります。

スーパーコピー優良サイトとは

「スーパーコピー」とインターネットで検索すると、関連キーワードとして「スーパーコピー 優良サイト」が比較的上位にも候補にも挙がってきます。

「スーパーコピー 優良サイト」で検索すると、以下のような検索結果が表示されました。

似たようなサイト名のページが大量に表示されますが、そもそもスーパーコピー優良サイトはどういったものなのでしょうか。

スーパーコピー優良サイトとは、スーパーコピーを安全に購入できることを謳った販売サイトです。

「安全なら購入しても大丈夫?」と思う方もいらっしゃると思いますが、検索結果で見えるようにサイト名やサイトについて簡単に説明したディスクリプションの部分が不自然で、一般的なサイトよりも怪しく見えるでしょう。

次の項目で、スーパーコピー優良サイトの安全性を詳しく解説します。

本当に安全?スーパーコピー優良サイト検証

スーパーコピー優良サイトはについて本当に安全なのか、良く見られる特徴をチェックして、安全性を検証していきます。

  • 日本語がおかしい
  • 違うURLなのに同じサイトが出てきた
  • サイトの保護はされていたりされていなかったり
  • 会社概要は掲載されていることも多い

日本語がおかしい

まず初めに目につくのが、タイトルのおかしな日本語でしょう。

そして、以下のような不自然な文章が続きます。

  • サイトタイトル・「スーパーコピー代引きおすすめサイト口コミブランドコピー」
  • ディスクリプション:「スーパーコピー代引きおすすめサイト口コミブランドコピー後払い優良サイト ,N品級スーパーコピーブランドブランドコピー,スーパーコピー通販,スーパーコピー販売 ,スーパーコピー絶対届く激安,スーパーコピー代引き 届く,本当に届く ..」

これだけ見ても「本当に利用しても大丈夫かな」と思う方がほとんどではないでしょうか。

違うURLなのに同じサイトが出てきた

「スーパーコピー 優良サイト」で検索されたいくつかのサイトにアクセスしたところ、同じサイトが表示されました。

よく通販を利用される方であれば、おかしいことに気づくでしょう。

例えるならば、Amazonと調べて違うURLでもAmazonが表示されるようなものであり、一般的な通販サイトではまずあり得ません。

サイトの保護はされていたりされていない

Googleでサイトにアクセスすると、サイトが保護されている場合はURL欄に鍵マークが表示されます。下記の画像のような状態です。

鍵マークが表示されているサイトは基本的には安全ですが、スーパーコピー優良サイトでは、サイトの保護がされていたりされていなかったりと対応はまちまちです。

会社概要が正しいとは限らない

通販サイトに限らず、企業のホームページや企業のブログ・サービスページなどには、会社の所在地や電話番号など会社概要がほとんどです。

会社概要が掲載されていないと本当に存在する会社なのか怪しいですが、スーパーコピー優良サイトには会社概要が掲載されていることが多いです。

一見すると安心感がありますが、本当に正しい会社概要が掲載されているとは限らないので、注意しましょう。

【結論】スーパーコピー優良サイトは危険

スーパーコピー優良サイトについて、いくつかのポイントで安全性を検証しましたが、怪しいポイントが多くあるので、利用するのは危険といえるでしょう。

スーパーコピー優良サイトが危険な理由を4つ解説していきます。

  • おかしな日本語
  • 普通は複数のURLで同じページは出さない
  • サイトが保護されていたとしても運営がまともとは限らない
  • 会社概要に書かれていた住所は存在しなかった

おかしな日本語

上述したように、スーパーコピー優良サイトは日本語がおかしいことが多く、それだけでも十分怪しいです。

一般的なサイトと比べてみると、Amazonの場合は以下のように表示されています。

  • タイトル:「アマゾン: Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで」
  • ディスクリプション:「Amazon.co.jp 公式サイト。アマゾンで本, 日用品, ファッション, 食品, ベビー用品, カー用品ほか一億種の商品をいつでもお安く。通常配送無料(一部を除く)」

Amazonはアメリカの企業ですが、日本向けに正しい日本語でタイトルやディスクリプションが記載され、サイトの中身も正しく表記されています。

日本語がおかしい時点で、本当に安全なお店なのか疑うことが大切です。

普通は複数のURLで同じページは出さない

Webの専門的な内容になってしまいますが、複数のURLで同じページを作成するメリットはほとんどありません。

ひとつのURLを継続的に使用することによって、サイトの力が評価され、検索結果での評価につながるのがその理由のひとつです。

メリットがないにも関わらず、同じページを複製しているのは検索結果を埋めるためだと考えられます。

サイトが保護されていたとしても運営がまともとは限らない

保護されていないサイトはもちろん怪しいですが、保護されているサイトでも安心しきってはいけません。

サイトの保護とは、通信を暗号化することによって情報を保護していることであり、ハッキングなど外部からの攻撃への保護は保証されていますが、アクセスした後の情報の取り扱いを保証するものではないのです。

サイトが保護されていても運営者が悪質であれば、何らかのトラブルが起きる可能性があるので、サイトの保護に関わらず警戒しなくてはいけません。

会社概要に書かれていた住所は存在しなかった

あるサイトの会社概要に書かれていた住所を調べたところ、そもそも会社概要の住所に書かれていた番地がそもそもありませんでした。

会社概要が掲載されているからといって、必ず正しいとは限りません。住所が存在しないだけでなく、電話番号が使われていないこともあるでしょう。

会社概要だけで安全なサイトと信じ込むのは非常に危険です。

スーパーコピーを買うのはやめておこう

スーパーコピーは精巧につくられた偽物で、本物と見分けるのが難しいです。

スーパーコピーを取り扱うスーパーコピー優良サイトは、日本語がおかしい、複数のURLで同じページを複製している、会社概要が誤った情報であるなど怪しい点が多くあります。

もし利用できたとしても、商品が届かない、本来売れるはずの本物が売れずブランドの経営が悪化するなど、様々なデメリットを引き起こす可能性が高いです。

スーパーコピー優良サイトの利用、スーパーコピーの購入は控えましょう。

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