そのブランド偽物かも!通販で偽物を買わないようにするポイント

ブランド品を通販サイトで購入する時に、偽物を買ってしまわないか不安になる方は意外と多いです。

実際、一部の通販サイトでは、詐欺集団がブランド品を本物のように販売し、消費者を騙しているケースがあります。

事前に対策を知っておかないと、知らない間に偽物商品を購入してしまうかもしれません。

そこで、この記事では、偽物商品を売っている通販サイトの見分け方から、偽物購入後のデメリット、さらに信頼できる通販サイトまでご紹介します。

偽物ブランド品通販サイトの特徴

偽物ブランド品を売っている通販サイトの特徴は以下5つあります。

  • 「スーパーコピー」と買いてある
  • 写真が綺麗なのに価格が異常に安い
  • 銀行振込しか支払い方法がない
  • 個人名義の銀行口座が振込先名になっている
  • 表示義務を果たしていない

順番に解説しましょう。

「スーパーコピー」と買いてある

スーパーコピーと記載の販売店では、まず購入を控えるのが得策です。スーパーコピーとは、ブランド品を精巧に似せて作られた、質の高い偽物商品のことです。

つまり、スーパーコピーは偽物になります。

販売店によっては、本物のように謳って売っているお店もありますが、本物を買いたいのであれば購入は控えてください。

写真が綺麗なのに価格が異常に安い

販売店の商品写真がとても綺麗なのに対して、価格が正規店よりも異常に安い場合は注意が必要です。

基本的にブランド品は、市場価値が高いため新品の場合、大きく値引きされることはありません。

もちろん、一部例外として、傷や汚れのある商品については、価格が大きく下落するケースもあります。

しかし、商品状態が良い新品を購入する場合、価格があまりにも低いと偽物である可能性が高いので注意が必要です。

銀行振込しか支払い方法がない

銀行振込しか支払い方法がないブランド販売店は危険です。

銀行振込の決済は、一度振込んでしまうと、店側が返金しない限りお金が返ってこないからです。

反対に、クレジットカード決済であれば、支払い停止の抗弁権が利用でき、振込後であっても返金できるケースがあります。

このように、偽物のブランド品を販売しているサイトは、巧妙な手口を使ってきますので、まずは決済方法を確認するのが得策です。

個人名義の銀行口座が振込先名になっている

銀行口座の振込先が個人名義になっている場合も注意が必要です。

一般的に、商業を行っているサイトであれば、法人名義の振込先である場合がほとんどだからです。

また、個人名義口座の場合、すぐに逃げることができますが、法人名義だと足がつく可能性が高いことから犯罪を犯しにくい傾向にあります。

そのため、銀行口座の振込先名が法人かどうかの確認が大切です。

表示義務を果たしていない

ネットショップで事業を営む際は、特定商取引法に基づいた記載を必ずサイト上に行う必要があります。

しかし、偽物のブランド品を販売している業者には、特定商取引法に基づいた記載をしていないお店が目立ちます。

特定商取引法に基づいた記載とは、例えば、住所、電話番号、代表者名などです。

一つでも表示がされていない販売店であれば、信頼性に欠けるため注意しましょう。

偽物を買うとこんなデメリットが…

偽物を購入するデメリットについて以下3つを紹介します。

  • そもそも商品が送られてこない
  • 個人情報がバレる
  • 場合によっては犯罪になることも

事前に知って偽物購入のリスクを認識しておきましょう。

そもそも商品が送られてこない

偽物を知らずに購入すると大体の場合、商品が送られてきません。

偽物の販売している業者は、すでに偽物販売という犯罪を犯しているため足の付きやすい商品発送をせず、そのまま音信不通になる方が得だからです。

そうなると、購入代金についてはもちろん返金されることもないため、大きく損をしてしまうでしょう。

信頼性の低い偽物商品は、購入しないのが得策です。

個人情報がバレる

偽物を購入した場合、住所や名前、さらに銀行口座などを通知することになります。

一般的な企業の場合、個人情報はしっかりと管理され、情報が悪用されたり、流出することもありません。

しかし、偽物を販売している犯罪業者であれば、すでに犯罪に手を染めているため、取得した個人情報が悪用されてしまう可能性が充分にあります。

偽物のブランド販売店からの商品購入は、ハイリスクだと言えます。

場合によっては犯罪になることも

結論から言うと、偽物の購入は犯罪にはなりません。

しかし、使い終わった偽物のブランド品をメルカリや買取店で販売すると、犯罪になってしまいます。

例えば、商標登録のあるブランド品を偽物と知りながら売ると、商標権を直接侵害したことになり、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せらてしまうのです。

さらに、もし相手に本物だと偽り販売すると、詐欺罪にあたり、より罪は重くなります。

このように、偽物を取扱うことは一歩間違えれば犯罪になってしまうため、購入しないのが良いでしょう。

絶対安心のブランド品通販サイト

偽物の購入が危険なことをご理解いただけたのではないでしょうか。

次項では、絶対安心のブランド品通販サイトについて以下3つよりご紹介します。

  • ブランド直営通販サイト
  • ブランドの正規代理店
  • 日本企業の中古品販売サイト

順番にお伝えしましょう。

ブランド直営通販サイト

ブランド品通販サイトで絶対安心なのは、ブランド直営通販サイトです。

ブランド直営の通販サイトは、正規品のみが販売されています。

また、ブランド直営通販サイトの場合、購入後のアフターサポートも付与されるため、購入後の不安がある方は特にオススメです。

販売価格は定価と割高ですが、本物と担保されたブランド品を購入できるブランド直営通販サイトは、安心して利用ができます。

ブランドの正規代理店

ブランドの正規代理店からの購入もオススメです。

正規代理店からの購入は、正規品であることはもちろんアフターサポートもブランド直営店同様に受けられます。

また、格安で購入できると言われる並行輸入品と正規代理店の大きな違いについては、ブランドとの契約を行っているかどうかにあります。

正規代理店は、ブランドから許可を得て販売を行っているのに対し、並行輸入品は、独自のルートで輸入し販売している商品です。

そのため、並行輸入品はアフターサポートが受けられないこと、さらに付属品に違いがでるケースがあります。

買取を行っている中古品販売サイト

中古の正規品を購入する場合は、買取を行っている中古販売サイトの利用が一押しです。

買取店と販売店が一緒になったお店では、プロの鑑定士が目利きした商品を自社で販売するため、正規品と言うことが保証されるためです。

どこから流れてきたかわからない中古品を販売してる販売店舗よりも、オススメだと言えます。

注意してチェックすれば偽物は避けられる(まとめ)

偽物商品を購入しないために、注意して商品を購入する必要があります。

基本的には、注意して商品をチェックしておけば偽物を購入するリスクはかなり下げられるでしょう。

まず通販サイトで購入する場合は、スーパーコピーと商品に掲載がないか、また、決済が銀行振込のみになっていないかを確認してください。

確認できたら、特定商取引法に基づいた記載を確認し、商品が安すぎないかもチェックしておきましょう。

総合的に判断できれば、購入しようとしているサイトが怪しいかどうかをすぐに見極められます。

詐欺に遭う確率をなくし、買い物を楽しんでください。

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