エルメスのバッグには数多くの人気ラインが存在しますが、中でも日本人女性の心をつかんでいるのが、ケリーだといえるでしょう。
そしてケリーの中でもケリー28は適度なサイズ感で人気があり、ブランド買取においても人気があります。
この記事では、ケリーの歴史やケリー28の魅力・特徴、ブランド買取で高額が付くアイテムを紹介します。
ケリー28とは?
ここでは、ケリーの歴史やケリー28の特徴、魅力について解説します。
ケリーの歴史や概要
エルメス・ケリーは、1935年に「サック・フロア」という名前で誕生したエルメスを代表するバッグです。
最初は「ケリー」という名前ではありませんでしたが、1955年ごろにある出来事が起きます。
当時モナコ王妃だったケリー皇女が妊娠中の腹部をサック・フロアで隠した写真が、雑誌に掲載されたのです。
この出来事を契機として、エルメスはモナコ公国に許可を取り付け、サック・フロアの名前を「ケリー」に変えました。
皇女が持つバッグとしてのイメージを獲得したケリーはその後世界で注目されることとなり、世界中のセレブを含む女性たちがこぞって手にするようになったのです。
現在でもケリーの人気は衰えることなく、世界中の女性たちのあこがれのアイテムとして存在し続けています。
ケリー28の魅力・特徴
ケリーには様々なサイズ展開がありますが、中でもケリー28はコンパクトかつ実用的なサイズとして多くの人に認知されています。
ケリー28の具体的なサイズは、以下の通りです。
・幅28cm
・高さ22cm
・奥行き11.5cm
ケリー28はA5 サイズの手帳も難なく入るサイズでありながらコンパクトで上品なフォルムを崩しておらず、まさに「丁度良いサイズ」のバッグであるといえるでしょう。
また、コンパクトで品が良いことから和服に合わせる方も多くいます。
ケリー28のサイズは日本人女性の身長から考えても丁度良いサイズであり、日本においては特に注目すべきアイテムだといえるでしょう。
スリムで収納力のあるケリー28は、日本人女性の普段使い用バッグとして人気を博しているのです。
高価ブランド買取されるケリー28アイテムの紹介
ここでは、ケリー28のアイテムで高価ブランド買取される傾向にあるものをカラーと素材に分けて解説します。
ケリー28の人気があるカラー
ケリー28において人気のあるカラーとしてまず挙げられるのが、定番色であるゴールド(明るめのブラウン)でしょう。
また、落ち着いた印象のエトゥープやブラック、ベージュなどの色もコーディネートに加えやすいために人気があります。
さらに、小さめなケリー28の場合はカジュアルなブルーやルージュカザック、オレンジなどコーディネートにおいて指し色となるようなカラーも人気があります。
例えば、実際のブランド買取市場ではレッド×ブルーのケリー28(クシュベル2Wayハンドバッグ)に対して130万円の買取金額が付けられていました。
そしてゴールドのケリー28(ヴォーエプソン・シルバー金具・2020年)に160万円の高価買取額が付けられた実績もあります。
ケリー28の人気がある素材
ケリー28を素材別に見ていくと、以下の3種類の素材が人気です。
・トゴ
・トリヨンクレマンス
・ヴォーエプソン
中でもトリヨンクレマンスはトゴより柔らかい牛革のモデルであり、型崩れもしにくいため人気を集める傾向にあります。
また、トゴ素材を使ったケリー28は、ブランド買取市場でも比較的多く見られます。
実際のブランド買取市場では、ヴォーエプソンのケリー28(ブラック・シルバー金具・2012年)に145万円の買取価格が付けられていました。
そしてトリヨンクレマンスのケリー28(ブラック・シルバー金具・2011年)には、54万円の買取価格が付けられた実績もあります。
その他には、トゴのケリー28(ブラック・Y刻印)に135万円の買取金額が付けられた実績がありました。
保存状態や年式によっては、高額買取も充分に期待できるといえるでしょう。
ケリー28をブランド買取に出してみましょう!
ケリー28は小ぶりなサイズが日本人女性にマッチしており、比較的容量もあるため普段使いのバッグとしても人気があります。
ケリー28はブランド買取においても人気がありますので、もしアイテムをお持ちであればぜひともお気軽に、買取・査定をご相談ください。